2010年 08月 03日
屋久島安房川遡行 その2
今日もいきなり、泳ぐ、へつる、から始まる。水温は標高が少し上がったため昨日よりやや低め。ずっと水に浸かっていると体が震えてくる。
ちょっと危険な場所の通過もザイルを出す。万が一フォールした場合を考えるとこれが安全だ。
陽が高くなるにつれて空が青くなる。青い空に透明な水、白い花崗岩の岩肌・・・
流れの急な場所ではお助け紐が大活躍。一度流されたらあっという間に100m近く流されるから要注意だ。
日陰を見つけて漸く昼食。でも寒いから少し陽が当たる場所を探す。縦走のようにこまめに行動食を摂る時間はないので昼食はしっかり食べる必要がある。
泳ぐ場面は徐々に少なくなってくるが・・・
巻いた後は大抵懸垂下降が待っている。ここも懸垂で下ってから更に泳いでザイルを引く。
巨石ゴーロ帯の始まりを告げる大岩。こんな家のような岩がごろごろしているのも安房川の特徴。
今日はちょっと早めにテン場を探してタープを張る。みな昨日よりは平らな場所で寝たいという気持ちでいっぱい。昨日に引き続き焚き火、そして月が夜空を照らす。沢の音がBGMのように流れる・・・
7月23日 遡行開始6:30~昼食12:00~遡行終了18:00