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富士山へ その1

風になびく富士の煙の空にきえて ゆくへも知らぬ我が思ひかな
                                  西行

前日、天神B.T.を夕方18時頃にバスで出発する。富士山駅行きのこの夜行バスは3列シートで快適だ。乗ったとたんに缶ビールのプルタブをプシュと開ける。21時頃に佐波川S.A.でトイレ休憩、その後は消灯となっていつの間にか寝てしまい、翌日朝の日本平S.A.手前まで眠る。出発が遅れたことも手伝って、御殿場駅到着は8:30。すぐ隣に須走口行きのバスが止まっているので乗り換える。須走口までは小1時間。有料トイレに寄り、山バッジを買い、保全協力金千円を払って出発する。
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すでに標高2000mほどもあるので、高度順応を兼ねてゆっくり歩く。気温は高くはないが、歩いていると汗が出る。
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しばらく歩くと森が切れて山頂が見えるようになる。外国人の登山客が多いのにはちょっとびっくり。話には聞いていたが、2割位はいるようだ。
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登山口の有料トイレは300円だったが、500円のところもある。水は500mlで500円ほど。山小屋によってまちまちだが、だいたいこれが相場のようだ。ビールには惜しみなくお金を出すが、水はとりあえず2日分担いでいるので限界まで我慢しよう。
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標高が上がると周りの景色が良く見えるようになる。須走口は東を向いているので河口湖が見える。
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少しずつ雲が出始めるが、山頂付近は晴れている。
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13:30頃、本日宿泊予定の7合目の大陽館に到着。とりあえず缶ビールと柿の種で乾杯。
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この山小屋の前の道は登山道と下山道が一緒になっているので通行量が多い。夕食は名物の豚汁とハンバーグで予想より良かった。久しぶりにご飯と豚汁をおかわりする。19時を過ぎても登山客が行き来している。
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今夜は満室ということで、寝床は一人50cm幅程度。ほぼ隣の人とくっついているのと、山頂でご来光を見る人が夜中に出発する物音で12時過ぎまで眠れず。それでもその後は意識がなくなる。

2016年7月30日 御殿場駅8:30/8:35=須走口5合目(標高2000m)9:20/9:45~7合目大陽館13:32(泊)

by hyaku_chan | 2016-08-01 09:30 | 日本百名山への道

日記代わりに綴る九州の山を中心とした記録です。

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