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鳥海山

ここにして 浪の上なる みちのくの 鳥海山は さやけき山ぞ
                                          斉藤茂吉

二年前に秋田に来たとき、田んぼの向こうにすっくと聳える鳥海山を見て、今度東北に来た時はこの山に登りたいと思った。今回、最初1泊2日での登山を考えていたが、日帰りできるとわかって初日に月山を入れた。その結果、月山は好天になったが、鳥海山は・・・

鳥海山の登山口の一つである象潟口(鉾立)へのバスは象潟駅前から朝6時過ぎに出る。鉾立着6:45で靴紐を締め直してすぐに出発。前日の好天と違い、登山口からガスがかかっている。
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ガスのため回りの景色がほとんど見えないまま10時半頃に大物忌神社に到着。鳥海山のバッジを買い、神社の裏から新山山頂に向かう。
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暫く歩くとそれまで普通の山道だったのが突然岩山となる。ここから上はごつごつした岩ばかりの道となる。
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11時前に鳥海山頂に到着。標高2236m。東北6県の中では尾瀬の燧が岳の次に高い山であるが、海岸から眺めることのできる山としての高さを考えるとアルプスを含めてもピカイチの高度差がある。が、残念ながらガスっていてその高度差を体感できない。
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山頂の周囲は岩だらけ。
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時間があったので暫く晴れてくるのを待っていると、すぐ近くのピークの七高山(2229m)が突然見え始めた。
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更に暫く待っていたが、段々寒くなってきたので下山を開始する。下山途中で大物忌神社が見えてくる。
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神社の横で昼食を食べていたら、突然ガスが切れ山頂が見えた。
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帰りのバスの時間も気になるので12時に下山を開始する。午前中通った雪渓の場所も朝よりは良く見えるようになっている。
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予定よりかなり早く鉾立に到着。バスの時間まで1時間以上あるので休憩所で缶ビールを飲み、バス停横のビジタセンターに寄ったりして時間を潰す。16時20分のバスで象潟に向かう。17時、象潟着。

象潟に戻ると再び夏の暑さが戻ってきた。駅前の中華料理屋でラーメンを食べながら山の涼しさを思い出していた。今年の遠征はもう終わりかな~?来年はどこにいこうかな~?飯豊?朝日?白神?イワガキを食べに象潟に来るのもいいかな~と、ちょっと思った。

8月22日

鉾立6:51~御浜小屋8:15~御田ヶ原8:30~七五三掛8:56~大物忌神社10:24~鳥海山頂(10:53~11:30)~大物忌神社(11:50~12:00)~七五三掛12:58~御田ヶ原13:22~御浜小屋~鉾立14:45
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by hyaku_chan | 2010-08-29 11:51 | 日本百名山への道

月山

雲の峰 いくつ崩れて 月の山             
                           芭蕉

寝台特急日本海は大阪を夕方出発して翌日の3時半頃に鶴岡駅に到着する。この列車には売店も自販機もないが、下車20分前には車掌さんが声をかけてくれるのでぐっすり眠れる。鶴岡駅前から月山8合目行きのバスが出るのは6時。待合室も5時過ぎにならないと開かないので駅のベンチや外の階段で過ごす。
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バスは1時間ほどで羽黒山頂に到着。10分ほどトイレ休憩を取ったあとで再び出発。ちなみに出羽三山とは、この羽黒山、月山、湯殿山を指す。今回のコースではこの三山を廻ることになる。
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8時過ぎに月山8合目に到着する。空は広々として晴れ渡っている。靴の紐を結び直して出発。
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8合目より上には樹木はほとんど無い。空気は澄んで涼しいが、日が高くなるにつれて徐徐に暑くなる。
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振り向けば雲の上に鳥海山が見える。
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9時過ぎに仏生池小屋に到着。急な坂道はない。緩やかな道を淡々と登るだけだ。
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10時頃に山頂が見えてくる。8合目から山頂までの道はほとんど石畳か木道で登山靴は必要ないな~
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山頂には月山神社がある。この山頂に行くにはこの神社に入らねばならず、それには500円払ってお祓いをしてもらう必要があるらしい。後ろの人が「去年までは400円だったよね」と言っている。
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中には白装束の登山者が沢山いる。登りでも下りでもこの白装束姿の人達に沢山逢った。
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月山神社から湯殿山方向へ向かって暫く歩き振り向くとこんな感じ。山頂は平で山小屋もある。
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昼食を食べてから湯殿山へ下山開始。こちら側から登る人は結構多い。姥沢口からの道は途中リフトがあり、距離も短いためであるが、コースタイムでは8合目からの時間と変わらず、かなり急坂である。山慣れない人にとっては8合目からの道が断然楽である。
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金姥から姥沢口方面へ行く人と別れて1人湯殿山方面へ行く。こちらは人も少なく、途中梯子などもあって楽しい。13時前に湯殿山神社に到着。
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その下へ20分ほど歩くとバス停やお店や駐車場がある場所に着く。
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13時半のバスで鶴岡駅に向かい、接続の良くない電車で象潟に向かう。途中、電車の窓から鳥海山が見える。
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象潟駅前の旅館をネットで調べた結果、宿が1軒しかヒットしなかったので仕方なくここを予約した。期待はしていなかったが、出てきた料理を見てびっくり。名付けて牡蠣づくし会席だ。ぷりぷりの生イワガキ二つ、ホタテのチーズ焼き、アンコウ鍋、牡蠣の天ぷら、酢の物、薫製、南蛮漬け、かき揚げ、お刺身3種盛り、牡蠣の炊き込みごはん、香の物、メロン・・これに生ビールを二杯頼んで全て平らげてしまった^^;
後で聞いたらこの象潟は夏が旬のイワガキの素潜り漁で東北一番の水揚げを誇る場所らしい。
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明日の天気はどうかな~

8月21日

JR鶴岡駅6:00=羽黒山頂7:00=月山8合目8:15~仏生池小屋9:22~月山山頂(10:13~10:50)~牛首~金姥11:31~装束場12:13~湯殿山神社12:45~湯殿山参篭所13:04
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by hyaku_chan | 2010-08-26 23:54 | 日本百名山への道

小爪谷

小爪谷は脊振の小爪峠付近を源流とする沢だ。堤谷と同じく登山道が平行してあるのでどこでも遡行終了とすることができる。湯野のバス停の横から車で上がると登山口が行き止まり。そこで準備をして少し登山道を歩き、堰堤の上から入渓する。
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水が綺麗なのが嬉しい。脊振の他の沢と比べて明るいのも特徴だ。
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今日は新人さんが1人参加。足腰丈夫そうで安心です。
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適当に滝もあり、沢遊びにはぴったりですね~。
昼食後は藪が多そうなので遡行終了して登山道を下山する。登山者が少ないらしく道が荒れている・・・と思っていたら、下の方は崖崩れで登山道が崩壊していた。

入渓9:50~遡行終了14:00頃
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by hyaku_chan | 2010-08-08 10:14 | 真面目に山やってます

堤谷

堤谷は宝満山の南側にある谷で登山道が平行して走っているのでどこからでも脱渓できる便利な沢である。我が家からは車で20分ほどで一番近い沢かも知れない。今日は午後から用事があるので午前中だけのつもりでちょっと早めに入渓する。
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倒木の下をくぐるようなところもあるが、概して適当に滝があったりして楽しめる。
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11:00に遡行終了。帰宅は正午。ホントに午前中のちょこっと沢だった・・・

入渓8:14~遡行終了11:00
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by hyaku_chan | 2010-08-08 09:27 | 真面目に山やってます

安房川遡行3日目の朝。初日よりずっと平坦な場所で寝たせいか良く眠れたようだ。今日も晴天の気配がする。コンディションは最高、しかし、徐徐に疲れが溜まってきている。朝食を食べ、遡行の準備をして川に浸かる。

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暫くすると美しいナメ滝がある。
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ポットホールは穴に落ちた石が水流でぐるぐる回って川底の石をくりぬいてできた穴だ。日本の各地にあるが、安房川の風景はこれに良く合う。
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沢の水は昨日より更に冷たくなっているが、全身水に浸かることが少ないためそれほど寒さは感じない。暑ければ水に浸かれば涼しくなる。
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9時半頃、巨石ゴーロ帯の奥に安房川第一発電所が見えた。これと第二発電所の二つで屋久島の電力をほぼまかなっているらしい。
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そのすぐ奥にあるのが千尋の滝だ。最初に左へトラバースして次に右に登ると下段の上七部辺りに出る。その上にはボルトが3本打ってあるのが確認できる。その上にも・・・多分ボルトがあるのだと思うが行かなかったので不明。
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この滝を登っても良かったのだが、その更に上の中島権現岳の周囲は巨石ゴーロの地獄が待っているとのことで、発電所裏の登山道を上って軌道に出る。軌道を歩いて小杉谷方面へ向かい、太忠川を過ぎた辺りで再び安房川に入渓する。
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偶然にも入渓地点は昼食には絶好の場所。
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遅い昼食を摂り、疲れた体を癒すためのテン場を探しに行く。
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夕食の魚を探すも・・・魚影はあるも・・・釣果はなし^^;
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今日も焚き火の明かり、沢のせせらぎ、月明かりの夜は更けていく・・・
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安房川遡行4日目の朝。今日は福岡へ帰る日だ。朝はゆっくりと、ヤマメと戯れようと竿を出すが・・・相変わらずヤマメの返事はない。装備を片付け、テン場の裏から軌道に登り上がる。5分ほどの藪こぎで軌道に出る。軌道を歩くとすぐに荒川登山口に到着。以前来た時より整備されている。
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タクシーの予約は12時だが、携帯の電波が届かず、公衆電話もないので歩いて公衆電話のある荒川別れまで行くことにする。すると、タクシーが向こうからやってきたので無線で連絡してもらおうかな?と思ったら予約したタクシーだった。タクシーに乗り安房港まで行く。11時に窓口で船のチケットを貰い、昼食を食べに近くの食堂へ行く。トビウオが美味しかった・・・勿論ビールも。

その後、安房港の待合所で暫しぐーすか眠り、13時半のトッピーで鹿児島へ戻った。鹿児島のむっとするような空気を嗅ぎながら、安房川を思い出した。青い空、白い花崗岩の岩肌、沢を吹く涼風、川のせせらぎ、焚き火の臭い、コバルトブルーの水の色、水の冷たさ・・・機会があればまた来ようと思った・・・


7月24日 遡行開始6:30~ナメ滝20m 7:55~千尋の滝9:40~軌道11:00~再入渓12:55~遡行終了15:00

7月25日 テン場出発8:00頃~荒川登山口8:40頃~タクシー9:30頃~安房港10:00頃
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by hyaku_chan | 2010-08-03 22:46 | 屋久島

5時頃起床。梅雨が明けた屋久島は今日も晴天の兆しがある。夜の気温はそれほど高く無くシュラフカバーで丁度いい位の気温だ。ゴルジュの真ん中は平坦な場所がなかったため夜中にずり落ちた体を何度も上に持ち上げたのでやや寝不足気味。朝食を済ませ、遡行の準備をする。遡行開始は6時半頃。
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今日もいきなり、泳ぐ、へつる、から始まる。水温は標高が少し上がったため昨日よりやや低め。ずっと水に浸かっていると体が震えてくる。
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ちょっと危険な場所の通過もザイルを出す。万が一フォールした場合を考えるとこれが安全だ。
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陽が高くなるにつれて空が青くなる。青い空に透明な水、白い花崗岩の岩肌・・・
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流れの急な場所ではお助け紐が大活躍。一度流されたらあっという間に100m近く流されるから要注意だ。
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日陰を見つけて漸く昼食。でも寒いから少し陽が当たる場所を探す。縦走のようにこまめに行動食を摂る時間はないので昼食はしっかり食べる必要がある。
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泳ぐ場面は徐々に少なくなってくるが・・・
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巻いた後は大抵懸垂下降が待っている。ここも懸垂で下ってから更に泳いでザイルを引く。
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巨石ゴーロ帯の始まりを告げる大岩。こんな家のような岩がごろごろしているのも安房川の特徴。
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今日はちょっと早めにテン場を探してタープを張る。みな昨日よりは平らな場所で寝たいという気持ちでいっぱい。昨日に引き続き焚き火、そして月が夜空を照らす。沢の音がBGMのように流れる・・・
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7月23日 遡行開始6:30~昼食12:00~遡行終了18:00
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by hyaku_chan | 2010-08-03 01:02 | 屋久島

日記代わりに綴る九州の山を中心とした記録です。