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欅谷

 東北の山から帰った後、ふとしたことから右脚のふくらはぎを痛めてしまった。2週間後にまたそれが再発したりして、暫く山に行けない日が続いた・・・漸く脚が回復してきたので今年最後の沢登りに尾鈴の欅谷に向かう。
 前日夕方、尾鈴キャンプ場の駐車場に到着。タープを張って宴会に突入。そのままタープの下で寝る。翌朝は5時頃起床。入渓は7時。
通常は駐車場のすぐ上の橋から入渓するが、時間短縮のためと、少し歩いて体を温めたいので紅葉の滝の手前まで歩くことにする。
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入渓するとすぐに紅葉の滝が見えてくる。落差30mだ。この滝は右側のチムニーを伝って登れるそうだが、今回はパス。見てるだけでヌメって滑りそうな気持ちになる滝である。そう言えば今日はステルス底の沢靴を履いてきたが、どうやらここはフェルトが正解のようだ。
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進むにつれて小さな滝や釜が次々に現れる。尾鈴といえども9月の終わりの沢の水は冷たい。たった20mほどの釜を泳いだだけで体が痺れるように冷たく重くなる。この滝は左からトライするも最初は途中で滑って釜の中にドボン!冷えた重い体で再びトライして登り上がる。
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ずっと歩いていたらそれほど寒くはないが、こんなふうに沢の水に浸かっていると結構寒い。
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暫くして右手にすだれの滝。落差100mある。ヌメヌメして登れそうにない感じ・・・
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さぎりの滝も30m。ここも一見したところヌメヌメして登れそうにないが、ガイドブックには登れると書いてある。右から巻くと登山道に出るので再び入渓する。
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二俣からは右俣へ行く。
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すると、尾鈴にしかないと言われる花「キバナノツキヌキホトトギス」が咲いている。自分にとっては7~8年振りに見る花だ。でもちょっと遅めかな~?
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この滝は右から登る。途中でナッツとカムでランニングを取り落ち口へ。落ちるとヤバイのでしっかりビレイしましょう。
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ここは落ちても大したことは無いのでノーザイル。各自思い思いのルートで登る。
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最後に100mの白滝が姿を現した。この滝は幻の名著「九州の沢と源流」の表紙を飾る滝だ。本にはここを登るための解説が詳しく書いてある。一番下のバンドをトラバースするも・・・人数や時間を考慮して左から巻くことにする。
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それからもいくつか滝や釜を越え・・・
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13時頃に遡行終了。登山道に出てから下山を開始する。駐車場のちょっと手前で「キバナノホトトギス」が一輪咲いていた。
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「九州の沢と源流」には尾鈴の欅谷の写真が沢山載っている。九州の沢を知り尽くした著者の吉川さんの、この沢への想いが伝わるようだ・・・さて、今年の沢登りはこれにてお仕舞い。また来年、沢山の沢にいきましょう~

9月26日 入渓7:00~遡行終了13:00~登山口15:16
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by hyaku_chan | 2010-09-30 23:20 | 真面目に山やってます

日記代わりに綴る九州の山を中心とした記録です。