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常念岳縦走 2日目

降っていた雨は夜中にやみ、風が吹き始める。3時前に起床して朝食を食べトイレに行って戻るとテントが風にあおられて飛びそうになっている。見るとフライシートのロープが切れている。テントの中に入り、山道具を全てザックに詰め、テントを畳み始めるが、風か強いのでとりあえずザックに押し込んでから山小屋の横の風の無い場所まで行き、再度テントを畳んでザックの最下部に詰める。気がつくと東の空が明るくなっている。4時過ぎに蝶ヶ岳を出発。富士山が雲の上にぽっかり浮かんでいる。
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前方には常念岳が良く見える。
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西には槍~穂高の稜線。今日は午後から天気が崩れるとのこと。できれば晴れている時に常念岳の山頂を越えたいが・・・
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7時過ぎ、常念の山頂がようやく間近に見え始める。
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昨日の疲れはそれほど残っていない。順調に山頂を目指し、8時半に山頂に到着。山頂は割と狭い。
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暫くするとガスが湧き始め、槍~穂高の稜線が見えなくなってきた。下山を始めるとすぐに常念小屋が見え始めるが、次の山の大天井岳の山頂は見えない。
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9時半頃に常念小屋に到着。山バッジとサイダーを買い、暫く休憩。
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常念小屋を出ると再び登りが始まる。少し歩いて後ろを振り返ると小屋はもう遠くで小さくなっている。
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大天井の山頂が見えぬまま、延々と続く緩い登りをひたすら歩く。カーブを曲がると、また同じような道と景色が続く。
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山頂が近くなった頃、一匹の猿が姿を見せたが、すぐいなくなった。
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大天荘まであと1000mという標識の辺りで、雨が降り出した。暫く様子を見ていたが、雨はだんだん激しくなるのでカッパの上を着てザックカバーを着ける。500m手前から豪雨となり、小屋に着く頃には下半身がかなり濡れている。テント泊の予定を小屋泊に切り替えて山小屋に入る。濡れた服を乾燥室に吊し、缶ビールを買ってしばし休憩。夕方5時に夕食を食べ、8時に就寝。明日の天気はどうだろう~

2018年8月15日 蝶ヶ岳4:15~横尾分岐4:42~常念岳8:30~常念小屋9:30~大天荘13:30

by hyaku_chan | 2018-08-16 11:45 | 日本百名山への道

日記代わりに綴る九州の山を中心とした記録です。

by hyaku_chan