人気ブログランキング | 話題のタグを見る

那岐山へ

300名山の那岐山は鳥取県と岡山県の県境にあり、氷ノ山後山那岐山国定公園の一部を占めている。山名はイザナギ・イザナミの伝説から付けられたという説もあり、山頂からの展望を目当てに訪れる登山者は多い。

登山口は岡山県側の那岐山麓山の家の前の道路を上に走った所にある第一駐車場とした。朝7時過ぎに登山口を歩き始めるとすぐに第三駐車場に着く。その先には「蛇渕の滝」の入り口がある。
那岐山へ_d0006512_10180404.jpg
更に先に進むと右に分岐があり、案内に従って進むとCコースの登山口となる。
那岐山へ_d0006512_10193076.jpg
森とガスの中、ゆっくりと高度を上げると8:40頃に大神岩に着く。この標識の左側に
那岐山へ_d0006512_10232890.jpg
こんな岩と説明がある。説明には「神仏ポイント②」と書かれていて、こことここにこんな文字が彫られていますという説明がある。しかし、探してみたけどよくわからない。

那岐山へ_d0006512_10250194.jpg
9時半頃開けた場所に出る。山頂手前の避難小屋は修理中らしく立ち入り禁止と書かれている。
那岐山へ_d0006512_10301888.jpg
9:45に那岐山山頂に到着する。山頂はガスがかかっていて展望はほとんどない。
那岐山へ_d0006512_10320588.jpg
帰路はBコースを進む。少し歩いて後ろを振り返ると山頂付近のガスが晴れてきた。

那岐山へ_d0006512_10340794.jpg
11時過ぎに登山口に着く。那岐山麓山の家に立ち寄るとレストランが営業していた。
那岐山へ_d0006512_10354077.jpg
メニューを見ているとお腹が空いて来たので早めのランチとする。ここは岡山県奈義町で「なぎビーフ」というブランド牛があるらしく、それを使ったすき焼きを注文する。それなりの値段だったが、とても美味しかった。
那岐山へ_d0006512_10372780.jpg
明日は蒜山、明日こそ晴れて欲しいね~
那岐山へ_d0006512_10394881.jpg
2023年10月9日 第一駐車場7:10~大神岩コース~大神岩8:41~那岐山9:45~蛇淵コース~駐車場11:15

# by hyaku_chan | 2023-10-10 10:09 | 日本三百名山への道

氷ノ山へ

200名山の氷ノ山は扇ノ山の南にあり、鳥取県と兵庫県の県境の上に連なる因丹国境山地の主峰である。兵庫県の浜坂に生まれた不世出の登山家加藤文太郎が通った山としても知られ、雪山登山のメッカとして関西中国方面からの登山者に人気がある。登山口はいくつかあるが、今回は氷ノ山スキー場から登ることにした。

早朝、ガスが濃い中、登山口を探して車を走らせるが、よくわからないまま行ったり来たりを繰り返す。6時過ぎにようやく登山口とそれに近い駐車場を見つけ、準備をして歩き出す。少し歩くと仙谷登山道の標識が出てくるが、その先は行き止まりで、「道路崩壊につき通行禁止」の看板が出ている。
氷ノ山へ_d0006512_11254664.jpg
更に舗装道路を登り、キャンプ場の中を歩くと氷ノ越コースの登山口の標識があった。
氷ノ山へ_d0006512_11275972.jpg
登山道は最初植林の中を通る。手入れが行き届いた杉林の中は軽快に歩ける。
氷ノ山へ_d0006512_11293324.jpg
7:40頃、氷ノ山越避難小屋に到着。中には数人の登山者がいて休憩している。気温が低いので少しでも暖かい避難小屋の中はより快適だ。
氷ノ山へ_d0006512_11310821.jpg
ガスが濃いのと森の中なのでほとんど展望はない。ここは氷ノ山後山那岐山国定公園の一画だが、氷ノ山から那岐山までは随分距離があるのでかなり広い国定公園なのだろうか。
氷ノ山へ_d0006512_11353651.jpg
9時前に氷ノ山の山頂に到着する。かなり寒いので避難小屋に入ると10人ほどの登山者が休憩している。室内の温度計は6℃を示していて、熱いお茶があれば美味しく飲めるのだろうが、残念ながらそんなものはない。
氷ノ山へ_d0006512_11411946.jpg
休憩の後、三ノ丸に向かうと、道は笹原の中を緩やかに起伏していて下っているのか登っているのかよくわからない道が続く。
氷ノ山へ_d0006512_11441364.jpg
10時前に三ノ丸に着く。ここにも避難小屋とトイレ&四阿がある。
氷ノ山へ_d0006512_11455579.jpg
氷ノ山へ_d0006512_11462222.jpg
ここを過ぎるとはっきりした下り坂になり、引き続き笹原の中を下っていく。10:40頃、リフトの上の駅に到着。ゲレンデの中をジグザグに下る。と、下り始めてすぐに高校生らしき4人の女性が下から登ってきた。何かを調べているようなので訊いてみると、今度ここで登山の大会があるので登山道の調査に来ているとのこと。そういえば、朝も高校生らしき4~5人の男性のグループ二組に出会ったが、てっきり生物か植物の調査をしているものと勝手に思っていた。

氷ノ山へ_d0006512_11464659.jpg
更に下るとリフトの下の駅が見え始めた。朝はよくわからなかったが、車を止めた場所はこの建物のすぐ下だった。
氷ノ山へ_d0006512_13231371.jpg
11:40に下山する。道路を下って行くとすぐにお風呂があった。地元の方が利用する小さなお風呂だったが、村人以外でも料金200円と安い。冷えた体を温めてから車に乗り込んだ。
氷ノ山へ_d0006512_13273467.jpg
2023年10月8日 氷ノ山スキー場駐車場(集荷場)6:15~氷ノ越コース入口6:43~氷ノ山越避難小屋7:42~氷ノ山山頂(8:46~9:10)~三ノ丸9:50~駐車場11:39

# by hyaku_chan | 2023-10-09 11:06 | 日本三百名山への道

扇ノ山へ

鳥取県と兵庫県の県境付近に位置する300名山の扇ノ山は、鳥取市側から見ると扇を広げたような形に見えることからその名が付いたとも言われる。登山道はいくつかあるが、今回は短時間で登れる登山口を選んだ。

午前中に奈良県から移動し、古里の森コース登山口に14時過ぎに到着。準備をしていると奥から登山者らしき人が出てくる。14:20に歩き始める。
扇ノ山へ_d0006512_19043360.jpg
道には標識があり、1/10とか2/10とかの数字が書いてあり、今いる場所が分かりやすくなっている。
扇ノ山へ_d0006512_19055892.jpg
こちらも紅葉はまだだが、一か所秋の気配がする場所を見つける。
扇ノ山へ_d0006512_19075541.jpg
15:40頃、山頂に到着する。避難小屋がポツンと一軒建っているだけで人はいない。短時間で登れる山ではあるが、積雪期には心強い味方である。

扇ノ山へ_d0006512_19092754.jpg
中を覗いてみると二階建てになっていて、二階は外からも出入りできる仕組みだ。大雪が降った時は二階からの出入りになるのだろう。
扇ノ山へ_d0006512_19120892.jpg
帰路は往路を戻り、16:20に登山口に到着する。まだ明るくて問題ないが、あと一時間もすれば薄暗くなって下山が心細くなるところだった。短時間で登れる山とはいえ、道迷いや遭難を考えると朝から登るのが安心安全かもしれない。
扇ノ山へ_d0006512_19173676.jpg
登山口近くの鍛冶屋温泉に入り、どこかで夕食を食べようと受付の人に訊くと、近くの道の駅の横にある食堂を教えてくれた。行ってから唐揚げ定食を注文すると、大量の唐揚げが出てきた。頑張って食べたが、一つ残ってしまった。しかし、食堂の叔母さんが、「持って帰って夜食にどうぞ」と言うのでありがたく頂戴する。
扇ノ山へ_d0006512_11285901.jpg
今日の車中泊は唐揚げとビールの夜食付き。長い夜になりそうな予感がする。

2023年10月7日 古里の森コース登山口14:21~扇ノ山(15:31~15:44)~登山口16:22

# by hyaku_chan | 2023-10-08 18:55 | 日本三百名山への道

伯母子岳へ

200名山の伯母子岳は奥高野随一の展望を誇る奈良県の名峰で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つ、熊野古道「小辺路」が通る。登山口はいくつかあるが、今回は下山後の行動を考えて大股橋バス停から登ることにした。

朝6時過ぎに登山口に到着する。駐車場は3~4台の車が駐車できる程度の広さだが、すでに一台止まっていてご夫婦で伯母子岳に登るとのこと。準備をして6:20頃に出発する。(下の2枚の写真は下山後に撮ったもので朝はこんなに明るくありません)
伯母子岳へ_d0006512_14441755.jpg
登山道は世界遺産「小辺路」の標識がある横の橋を渡り、坂道を登る。
伯母子岳へ_d0006512_14452023.jpg
すぐにこんな標識もある。これじゃ道を間違えることはないね。
伯母子岳へ_d0006512_14463582.jpg
お墓の横を通り、坂道を登って行くと7時過ぎに山小屋の前に出る。この小屋はある方の私物だそうだが、誰もが自由に使ってよいと書いてある。
伯母子岳へ_d0006512_14482961.jpg
登山道は整備された植林の中を登って行く。道は広く間違えることはないが、展望がないのでちょっと飽きる。
伯母子岳へ_d0006512_14504727.jpg
9時頃、熊野古道の標識。そして、
伯母子岳へ_d0006512_14522125.jpg
伯母子岳の山頂に到着する。

伯母子岳へ_d0006512_14531726.jpg
360度の大展望だが、山の名前がさっぱりわからない。大きな地図がいるね。登りは十字路から直登したが、下りは伯母子峠を通る。美味しいコーヒーがあったらゆったりした時間が過ごせそうな山小屋だが、今日はちょっと急ぐので写真を撮っただけですぐに出発する。
伯母子岳へ_d0006512_14551052.jpg
丁度キノコの時期なのだろうか、何か所かでキノコで覆われた倒木を見た。食べれるような気がするが、当たると怖いので素通りする。
伯母子岳へ_d0006512_14585892.jpg
11時過ぎに登山口に到着。簡単なお昼を済ませて、近くの旅館に向かう。今日はこれから旅館のコインランドリーで洗濯と乾燥をし、時間になったらチェックインして久しぶりにゆっくり温泉に入り、ご馳走を食べて英気を養う予定だ。この旅館を選んだのはコインランドリーがあるからで、今日洗濯しないと大変なことになりそうなのである。

伯母子岳へ_d0006512_15041333.jpg
2023年10月6日 大股6:18~避難小屋7:07~桧峠8:06~伯母子岳(8:52~9:12)~桧峠10:02~大股11:13


# by hyaku_chan | 2023-10-07 14:23 | 日本三百名山への道

御在所岳&護摩壇山

200名山の御在所岳は三重県と滋賀県の県境に位置する鈴鹿山脈の主峰で、麓の湯の山温泉から複数の登山道が伸びている。また、温泉街から山頂付近へは通年ロープウェイが営業していて、冬季はスキースノボ客で賑わう観光地でもある。

早朝の真っ暗な中、北谷橋横の駐車場から裏登山道を歩き始める。すぐにヘッドランプの光が登山届を入れるポストを見つける。沢の音を聞きながら薄暗い登山道を進むと、開けた場所に出て日向小屋が見える。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_17424111.jpg
その先には流木などをせき止めるための巨大な網がある。登山者はこの中をくぐり抜けて進む。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_17444417.jpg
御在所岳は花崗岩の山でこの沢の石もほとんどが花崗岩でできているらしい。木の橋を渡って更に上流へ向かうと6:30頃に藤内小屋に着く。平日ということもあってか、小屋の周囲に人の気配はない。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_17474071.jpg
更に進むと再び沢の真ん中に出る。山の上は少しガスがかかっているが当分雨の心配はなさそうだ。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_17491555.jpg
7時頃、藤内壁出合と書かれた標識を見る。この山はロッククライミングができる場所があるらしい。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_17540623.jpg
この壁がそうかなぁ。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_17561520.jpg
登山道は九十九折になって急坂を登りやすくしているが、結構荒れている感じであちこちで崩壊している。ゆっくりと高度を稼ぎながら進むと8時頃に国見峠に着く。ここから急登は無くなり登りは緩やかとなる。

御在所岳&護摩壇山_d0006512_17570428.jpg
8時半頃、山上公園案内図の看板が出てきた。ここからは舗装道路を歩き山頂に向かう。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_17593043.jpg
山頂付近にはトイレやレストランやショップなどがあるらしい。またスキー用のリフトも数台あり、登山者が麓の眺めを楽しんだり、コーヒーを飲みながら登頂の感慨にふけるといったことをする雰囲気では全くない。ここは観光地であり、スキースノボ客のための施設なんだとしみじみ思う。

御在所岳&護摩壇山_d0006512_18021256.jpg
とぼやいても仕方ないので山頂に向かう。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_18065253.jpg
ちょっと離れた場所にあるが、これも山頂かな?
御在所岳&護摩壇山_d0006512_18073184.jpg
裏登山道を登ったので帰路は表登山道を選択したが、上部はガレガレの荒れた道で、途中から降り出した雨のせいもあってか、2~3度滑って転んでしこたま尻を打った。それでも何とか降りて、10時半頃に温泉街の上部の舗装道に出た。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_18103965.jpg
11時頃に車に戻り、温泉で体を温めてから移動を開始する。ナビを頼りに走ること約5時間ほどで護摩壇山の登山口に着く。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_11584906.jpg
ここから護摩壇山の山頂までは約15分。登山靴に履き替えることもないのでスリッパで歩く。17:20、300名山護摩壇山山頂着。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_11531512.jpg
近くには「和歌山県朝日夕陽百選」と書かれた看板がある。丁度沈みつつある夕陽が見えたので写真を撮る。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_11541728.jpg
後で知ったのだが、御在所岳は中登山道がいいそうだ。すると、中登山道を登り、裏登山道を下るのが正解かもしれない。ということで、またいつか御在所岳に行ってみよう。近くには藤原岳もあることだし。
御在所岳&護摩壇山_d0006512_11574739.jpg
2023年10月5日 北谷橋横登山口5:30~(裏登山道)~藤内小屋6:25~国見峠8:00~御在所岳8:44~(表登山道)~登山口11:06
         護摩壇山登山口(道の駅)17:00~護摩壇山17:20~登山口17:45

# by hyaku_chan | 2023-10-06 11:04 | 日本三百名山への道

日記代わりに綴る九州の山を中心とした記録です。

by hyaku_chan